ぶたくしのリプレイ公開計画

ぶたくしが趣味で書いたリプレイ置き場です。

「夜汽車」12.第2サイクル第2シーン(中編) ロボの記憶

 ※シノビガミを既にご存知の方向け
 ※公式シナリオ使用、秘密公開あり
 ※PC1 如月陽子の視点で進みます
 ※今回はPC間、PL間のおしゃべりだけで短めです

 

王馬我刻 「如月さ~ん、僕にゲンくんの秘密、くれてもいいんですよ?」

如月陽子 「え?」

 

王馬我刻 にこにこ

如月陽子 「でも私王馬さんのこと、どんな人かわかんないから……」

王馬我刻 僕の秘密、抜いてもいいですよ?

如月陽子 抜いても良い……3サイクル目でってことですよね? じゃあ衛司さんの方をちらっと見て、「王馬さんの秘密って、私が知っておいたほうがいいと思いますか?」って聞いてみます

源衛司 「えっ……ええ……?」

王馬我刻 「衛司くーん、僕たち友達だよねぇ!」

 

長月梓 「僕も知ってるよ」

如月陽子 そっか、長月さんは知ってるのか!

源衛司 あああ……

王馬我刻 「ロボは黙っててよ!」

源衛司 自分は王馬さんの秘密、渡さないですかね。情報的な価値とかそういうんじゃなくて、渡せない。陽子さんには「記憶は思い出すべきかもしれませんけど、そうだな、知らなくていいこともあるかもしれません」って言います

 

王馬我刻 「そうそう!で、教えてくれるの、ゲンくんの?」

如月陽子 いや、そもそもこの時点で陽子から王馬に信頼度があると思います?

王馬我刻 なーいー!残念です。いやー気になるなー!

長月梓 「王馬くん、だめだよ。無理にはだめ」

王馬我刻 「ええ~?」まあいいや、とりあえず約束だし、ゲンくんプシュケ飲む?

源衛司 いいの?

王馬我刻 僕はゲンくんの秘密知らないからな~?

 

 

長月梓 「僕も自分のこと、知ってたほうがいい?」

王馬我刻 「いいよ、ロボはロボのままで」

源衛司 「君は、そうだね……」

長月梓 「何も、知らないままでいいなら」

王馬我刻 「ロボが、そんな、ぜいたくだよ。わきまえろ!」べしべし

源衛司 そこについてはかなり難しい顔をしていますね。僕個人としては、長月くんに記憶は取り戻して欲しいと思ってますけど、プシュケはあと2口なんですよね?ああ……

 

王馬我刻 正直、現状PC2にはプシュケを渡してもいいと思ってます。秘密知らないんで

源衛司 そうですね……ただ記憶がどれほどのあれなのかわからないですね……ええ?二口?

王馬我刻 「今は」記憶を取り戻してもいいんじゃないかな、って

源衛司 なるほど?

長月梓 あーじゃあ普通にPC3の秘密もらおうかな?

王馬我刻 いや、あげねーけど?

源衛司 秘密はあげられない、ですね。記憶は取り戻してもいいかもしれないけど

長月梓 謎!!!

源衛司 謎のことを言っていますが、謎ではないんだ!

王馬我刻 いや、記憶もダメだよ!彼はこれからロボットとして生きていくんだ

源衛司 わからないですけど、僕は可能性を考えるなら、と思っています

 

王馬我刻 「ねえねえロボ太郎」

長月梓 「長月、だよ」

王馬我刻 「ごめんごめん、ツッキーさあ」

長月梓 「なに?」

王馬我刻 「ツッキー、僕の味方?」

長月梓 「味方? うん、ずっと言ってた守りたい子は君だね、って」

王馬我刻 「わーい! ツッキー大好き!」

長月梓 「でも、三回目はないと思ってるんだ、って。させないよ」

王馬我刻 「三回目?」

源衛司 そういうことか

 

 

 

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