ぶたくしのリプレイ公開計画

ぶたくしが趣味で書いたリプレイ置き場です。

「夜汽車」9.第2サイクル第1シーン(中編) トマト煮とプシュケ

 ※シノビガミを既にご存知の方向け
 ※公式シナリオ使用、秘密公開あり
 ※PC1 如月陽子の視点で進みます

 

GM では解体屋と王馬さんのシーンをやりますか

源衛司 すみません、それならその間に猫の道だけ

王馬我刻 何を抜くんだろう?

源衛司 まず判定から(ころころ)成功ですね。何調べようかな……PC4の秘密、いや解体屋の秘密?

王馬我刻 解体屋の秘密は、あれだったら共有しますよ?

源衛司 わかりました。PC4の秘密を抜きます

王馬我刻 全部を背負うんですね

長月梓 悲しい顔してるね

源衛司 (ころころ)失敗、神通丸を使います

王馬我刻 これ次も失敗したら面白いな。ファンブルとかしないかな

源衛司 (ころころ)スペシャルですね。では生命点が減ったのを1点回復します

GM ではPC4の秘密を、PC2に送ります

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PC4の秘密→PC2
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源衛司 はい……

王馬我刻 「あ、猫だ」

源衛司 「にゃーにゃー」

王馬我刻 「かわいいな~、ここの食堂ってキッチンあったよな?」

長月梓 やめろ

GM 解体屋が「キッチンならあの奥にあるわよ?」と言いますね

王馬我刻 「ありがとうございま~す」猫を抱きかかえます。すたすた

源衛司 猫は目を潤ませながらあなたの方を見ていますよ

王馬我刻 猫置いて、鍋に水を入れて、かちっ、ボーッ、「煮えるまで待っててね!」

源衛司 猫はガタガタしていますよ

王馬我刻 盛り付けの野菜とか切り出してますね。とんとん

源衛司 何か食べ物をもらえるならもらいたいけど、自分が煮られるかもしれない、と思ってますね

王馬我刻 それまでの命

源衛司 カタカタ

王馬我刻 トマト缶開けます。ツナ缶も開けて「最後の晩餐だよ」って

長月梓 やめろ!

源衛司 嬉しそうに食べますよ。もぐもぐ

王馬我刻 なでなで。「かわいいなあ、今だけだぞ」

GM こわっ

王馬我刻 「かわいいなあ、かわいい、かわいすぎて、食べちゃいたいくらい」

如月陽子 やめてー

長月梓 許してやってくれー

GM では解体屋が「あら、良い匂いね」とキッチンに行きましょうか。出口を塞ぐような形で

王馬我刻 来たー!

源衛司 にゃー!

王馬我刻 食べる、に2票入ってますよ!

源衛司 猫は右往左往していますね

解体屋 「何を作っているのかしら?」

王馬我刻 「今ですか?猫のトマト煮を」

源衛司 ぴくっ

解体屋 「あら?猫の食材なんてあったかしら?」

王馬我刻 「さっきたまたま手に入って。新鮮ですよ。お肉はだいたい食べられますからね」

解体屋 「まあ火さえ通せば、ね」

王馬我刻 「そういえば、お話したいことが」

解体屋 「あら、何かしら?」

王馬我刻 「何か僕のこと、知ってるみたいだったんで。僕もあなたのこと知ってるのかなあ、って」

解体屋 「少なくとも、この列車で一度は会っているわね」

王馬我刻 「そうなんですよね。……お酒、くれるんでしたっけ?」

解体屋 「プシュケのこと? ええ。飲みたいの?構わないわよ」

王馬我刻 「やったー!」

解体屋 「ただ、飲むときには覚悟をしておいたほうがいいかもしれないけれど。今のほうが幸せかもしれないわよ?」

王馬我刻 「ええ~?じゃあもらうだけもらってもいいですか?」

解体屋 「ええ。飲むか飲まないかは、貴方の判断に任せるわ。少なくとも、最後には返してもらうけれど。これはそういう契約」

王馬我刻 「は~い、そうでしたね。知らんけど。何を契約したんですかね?契約書とかないんですか?」

解体屋 「書面は残っていないわね。でもそうね、契約は成されているし、私はそれを必ず遂行するわ。その内容は、貴方はもしかしたら知らないほうがいいのかもしれないわね」

王馬我刻 「へ~?嫌な人ですね」

解体屋 「そう?」

王馬我刻 「いや、とても性格が良いと思ってますよ?仲良くなれそう!」

解体屋 「私もそう思うわ。しばらくはこの列車の旅を楽しみなさい。終わりにたどり着くまでは」

王馬我刻 「なるほどね。あ、お酒もらったんでもうどこか行っていいですよ」

解体屋 「私はしばらくここにいるから、用があったら声かけてちょうだい」と言って離れましょうか

王馬我刻 「わかりましたー。身投げすればいいのに」

如月陽子 怖いこと言ってる

王馬我刻 とりあえず猫ちゃんを逃しますね

源衛司 猫、もういないですよ

王馬我刻 あれ!?猫ちゃん!唯一の良心を向けようとしたらもういなかった!まあいっか。お酒って飲む判定何か要りますか?

GM ないです。飲むという宣言だけです

王馬我刻 自分のシーンじゃなくても?

GM はい、ただ飲むだけ。一応プライズ扱いなので、プライズを持っている人しか飲めません

王馬我刻 一人が飲んだら、他の人はもう飲めないですか?

GM いや、それなりの量が残っています。飲み干すとかって宣言がなければ……

王馬我刻 飲み干すという宣言もあるんですね!?

GM はい、瓶に入っているお酒でしかないので

王馬我刻 なるほど~。とりあえず一口飲んでいいですか?

GM そうするといくつかお伝えしなくてはいけないことが

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???→PC4
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如月陽子 解体屋の秘密は王馬さんしか持っていない?

王馬我刻 譲渡できますよ、全然

如月陽子 そうなんですか?

王馬我刻 はい。まあ自分の秘密は、長月さんからもらえるそうなんでね

長月梓 うん、渡すわ

源衛司 渡しますか。割と難しいところですね。どうしようかな

長月梓 ちょっと自分の立場になって考えていただきたい

王馬我刻 いいんですよ?僕にもゲンくんと同じ業を背負わせても?

如月陽子 全員の秘密です!プレゼントです!」的な

源衛司 僕も立場というものがありましてですね、難しいんですよ。一応PL的に言うと、プシュケを飲みたいので、飲みたいとは言うと思いますけど、場合によっては……

王馬我刻 ほう、なぜ飲みたいんでしょう?不思議で仕方がありません

如月陽子 飲んだ人が言うセリフではないですね

 

 

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